7月11日、サッカー欧州選手権の決勝戦が
英国ロンドンで行われて、多くのサーポー
ターがロンドンの中心部に集まり、酒に酔って
路上で大暴れするなど騒然となった。
マスクをしない若者を中心にした群衆で
超過密状態になったこの日、コロナウィルス
感染者数が3万5000人を超えていた。
この日から3日目、早ければサッカーの狂宴で
感染した人の発症だけではないだろうが、
14日には、新規発症者が4万2302人と急増。
英国では、世界で最もワクチン接種が進んで
いる国の一つで、13日現在で延べ8120万回
にもなり、人口が6680万人中、69%の人が
1回目の接種を終え、53%が2回接種を完了。
未接種の人が2000万人ほどになっているが、
殆どが若者だと推定される。
この人数で、1日の新規感染者数が4万人超と
なれば感染率の高さが、驚くべきことだ。
イングランド公衆衛生庁の解析では、英国
起源の変異株のアルファ株に比べて、デルタ
株の方が強い感染力を備えている上、ワク
チンの効果が減弱する可能性が高いという。
また、最近の感染者の大部分は、若者であり
高齢者の感染は減少、感染場所でも高齢者
施設や病院は激減し、若者の多い市中や学校、
職場が中心となっている。
東京では、感染のほぼ半数をデルタ株が占め
7月末には8割がデルタ株に置き換わるとされる。
ワクチン接種の進捗では、高齢者への接種が
やっと完了するとしても、外出や人との接触
機会が多い若者だけでなく、中高年層が未接種
状態でのオリンピック開催。
地雷原を行く日々になりそうだ。
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