中國河南省を中心に、7月16日から断続的に
降り続く豪雨で、各地で洪水が発生。
当局は、人口約9400万人の河南省全域に
最高レベルの気象警報を発令発令。
この豪雨で、省都鄭州市では市内各所で道路
などの冠水、内水氾濫が発生した。
19日には、市内を走る地下鉄構内が浸水。
線路に流れ込んだ水で、500人ほどの人が
車内に閉じ込められ、首まで水につかる箇所も
出たり、ホームから水中に転落する人などで
12人が死亡したという。
23日までに、市内の死者報告人数は56人。
だが、20日に発生した市内の主要幹線道路の
京広路と隴海路の交差点に位置するトンネルの
被災状況の詳細は不明だが、大惨事になったと
ことが市民らのネット上の報告で推測できる。
このトンネルの入り口の長い下り坂に、100台
以上の車が流されて来て、積み上がった状態の
光景がネット上でみられる。
警察は、トンネルを完全封鎖して、排水作業を
進めているが、このトンネルの長さは4・3Km。
20日夜の豪雨では、僅か5分でトンネルが
水没したとされ、閉じ込められた台数は不明。
6車線であるため、試算では少なくとも1000
台の車がトンネル内を走っていただろうという。
これでは、1500人ほどもの人が車に乗って
いただろうから、記録的な大惨事になる。
既に、市内各所で、膝や腰まで浸水している
場所が多数出ていたのに、当局はトンネル内
通行禁止措置を取らなかったと非難殺到。
水没発生後の翌日、鄭州市の交通情報ラジオは
午前10時39分に、京広路付近の地域で冠水が
起き、通行止めを発表。
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