6月下旬、米太平洋岸北西部は熱波に襲われ、
記録的な猛暑が続いた。
6月28日、オレゴン州都セーラムの最高気温は
47.2度に達し、1890年代に観測を開始して
以来の最高を記録。
ワシントン州やオレゴン州、アイダホ州の
3州には、異常高温に関する注意報や警報が
発令され、カリフォルニア州北部の一部や、
モンタナ州、ネバダ州でも、6月最終週に入り、
気温が37.7度を遥かに超える日が続いた。
27日にシアトルでは、最高気温が40度を記録。
また、ブリティッシュコロンビア州のリットン
では、46・6度に達した翌28日に47・5度を観測。
アメリカ国立気象局は、6月最終週に入って
太平洋岸北西部を襲っている熱波は[歴史的で、
危険で、長期にわたり、前例がないもの]に
なると予測している。
この記録的な熱波の発生原因は、この地域
全体に居座る記録的な高気圧によるもので、
半球形の熱の幕、いわゆる「ヒートドーム
(熱のおおい)」が発生したことによる。
この地域では現在、平年と比較して摂氏で
約14〜28度ほど気温が高い状況が続いている。
気象学者は、太平洋岸北西部の上空でこうした
現象が起きる確率は「1000年に1回」だという。
カナダの放送局は29日に、バンクーバーと
周辺で25日以降の熱波で計134人死亡と伝えた。
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