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2021年7月5日月曜日

米太平洋岸北西部 記録的熱波 47℃超も

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
常 盤 万 作



6月下旬、米太平洋岸北西部は熱波に襲われ、

記録的な猛暑が続いた。

6月28日、オレゴン州都セーラムの最高気温は

47.2度に達し、1890年代に観測を開始して

以来の最高を記録。

ワシントン州やオレゴン州、アイダホ州の

3州には、異常高温に関する注意報や警報が

発令され、カリフォルニア州北部の一部や、

モンタナ州、ネバダ州でも、6月最終週に入り、

気温が37.7度を遥かに超える日が続いた。

27日にシアトルでは、最高気温が40度を記録。

また、ブリティッシュコロンビア州のリットン

では、46・6度に達した翌28日に47・5度を観測。

アメリカ国立気象局は、6月最終週に入って

太平洋岸北西部を襲っている熱波は[歴史的で、

危険で、長期にわたり、前例がないもの]に

なると予測している。

この記録的な熱波の発生原因は、この地域

全体に居座る記録的な高気圧によるもので、

半球形の熱の幕、いわゆる「ヒートドーム

(熱のおおい)」が発生したことによる。

この地域では現在、平年と比較して摂氏で

約14〜28度ほど気温が高い状況が続いている。

気象学者は、太平洋岸北西部の上空でこうした

現象が起きる確率は「1000年に1回」だという。

カナダの放送局は29日に、バンクーバーと

周辺で25日以降の熱波で計134人死亡と伝えた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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