12月10日から11日に、ケンタッキー州など
米南部6しゅうで発生した30個を超える巨大
竜巻軍の発生原因は、この時期として26~
27℃にもなるメキシコ湾から北上する暖気の
高い気温に加えて、北方から上空に流れ込んだ
強い寒気がぶっつかり、大気の状態が急速に
不安定になり、[スーパーセル]と呼ばれる
巨大な積乱雲によって、複数の竜巻が次々に
生み出されたとされる。
専門家の分析では、今回の竜巻では発達した
積乱雲に特有の円を描くような小さな渦の
[フックエコー]と呼ばれる[かぎ]のような形を
した渦が確認されている。
これは、竜巻が発生する際によく見られ、
今回の竜巻が破壊力が大きく継続時間も長い
ものだった可能性があるとしている。
追跡可能だった竜巻で、これまでの最長移動
距離は、1925年3月にミズーリ、イリノイ、
インディアナ各州を襲った竜巻の350Km余、
だが、今回の竜巻の移動距離は400Km超えて
いた可能性がるとしてした。
今回の季節外れの竜巻と気候変動との関連に
ついて専門家は、[気候変動によって以前は
竜巻が起きなかった時期にも発生するように
なる。冬場に巨大な竜巻が発生するのは気候
変動の影響として、予測されていることと
一致する]としている。
[スーパーセル]と呼ばれる巨大な積乱雲は
これまでに日本国内でも発生し、竜巻などに
よって被害が出ている。
総務省消防庁によれば、過去竜巻などに、
▽2012年(平成24年)5月に、茨城県つくば市
などで死者やけが人が出たほか、多数の建物が
全半壊するなどの被害が出ました。
▽2013年(平成25年)9月に、発生した竜巻に
よって埼玉県や千葉県などで大きな被害。
▽平成29年8月には、愛知県付近でスーパー
セルとみられる積乱雲で、およそ6900回の
落雷の確認や落雷が原因の火災も相次ぐ。
また、冬季では、1990年12月千葉県茂原市で
竜巻が発生して1人が死亡、約250の建物が
全半壊するなどの被害が出ている。
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