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2021年12月29日水曜日

EV車も石炭火力発電に依存 EU車も4割を 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日山原始林



COP26では、石炭火力発電所の2030年廃止や

脱炭素が議題の中心となり、脱炭素に向けた

動きが本格化の兆しが見えた。

日本も、2030年度までの地球温暖化ガス削減

量目標を2013年度比で、従来の26%削減から

46%削減すると大見えを切ったが、どこまで

信頼できる根拠に基づいているのかは疑問。

日本のエネルギー源は、温暖化ガス排出の

悪玉として取り上げられる石炭火力発電に

由来が26・7%、その他の火力を含めると

36・9%、LNGが35・9%と合計で73・8%が

石化燃料が占める。

中国では、石炭火力の比率が高く67.0%。

太陽光や風力などの自然エネルギーが占める

比率は日本が18.・0%、中国は29%と高い。

脱炭素社会を目指すEU諸国では、風力を

中心に自然エネルギー化への動きに注力して

いるが、EU域内では2020年に自然エネルギー

比率が38%となり、石化燃料を逆転した。

自然エネルギー化に備えて、2030年に石炭

火力発電所廃止を目指して猛進中である。

炭素由来のエネルギー使用比率に応じて

課税する炭素税適用対象が、域外性にも広げ

られるとあって、日本も慌ただしくなって来た。

EUを始め、米国も2035年から40年にかけて

ガソリン車の全廃を宣言する流れになった。

世界からは、日本はガソリンに拘っていると

して不評で、COP26でもやり玉に。

だが、電源に石炭が使用されている限り、

EV車も石炭からの電力で走っていることに。

EU車も4割弱が石化由来の電気を利用し、

中国では、6割が石炭由来に依存となる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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