2月4日開幕の北京冬季五輪まで半月。
コロナウィルスの感染を抑止するにはロック
ダウンしか対応策がない中国。
現在、中国各地で散発的に感染が広がる
変異株のデルタ株の感染者が累計で2000人
ほどに達している、人口1300万人の西安市が
ロックダウンされ、解除の目途が立たない。
北京市から遠く離れた都市のロックダウンは
北京市をウィルスから守るには効果的で
あっても、隣接都市にまでロックダウンを
命令をするには勇気がいるようだ。
1月9日に、人口1400万人の天津市で、女性
2人がオミクロン株に感染していることが判明。
デルタ株より、3倍の感染力を備え、感染後の
潜伏期間が3日ほどと短いオミクロン株。
天津市の感染者は、感染経路が不明の市中感染。
既に、相当数の感染者の存在が懸念されていた。
15日に、北京市当局が市内北西部の海淀区で
オミクロン株感染者が1人確認されたと発表。
感染者は過去2週間、北京市内から出ていないと
され、市中感染者であれば、既に多くの患者が
市内に存在し、急速に感染が拡大することは
避けられない情勢になってきた。
天津市は、外出が規制されて、準ロックダウン
状態にあるとされるが、北京市も感染拡大の
阻止に備えて同様の措置が取れるのか。
12日には、IOCの五輪運営部長は北京冬季
五輪の新型コロナウイルス対策について
[満足している。対策は実行されている]とした。
習近平は、オミクロン株感染者続出の事態に
陥った時も[ゼロコロナ]に固執し、北京市を
ロックダウンする決断を下すことができるのか。
会場への入場者については、チケット販売は
未だ行われず、観客を入れるのか否かも未定。
中国の威信、習近平のメンツをかけた北京
五輪のロックダウン下での無観客の開催に
耐えられるのか。
無観客開催となれば、習近平の[ゼロコロナ
政策]の失敗を世界に印象付け、権威失墜に
繋がると専門家。
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