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2022年1月25日火曜日

1月22日夜中 日向灘で震度5強の地震発生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
冬山の夕映え 十津川



2022年01月22日 01時08分頃、日向灘の延岡市

北浦の東方海上約30km付近深さの約50Kmを

震源とするM6・6の地震が発生した。

大分市、佐伯市、竹田市、延岡市、高千穂町で

深度5強、宿毛市、臼杵市などで震度5弱を記録。

今回の地震の震源域は、南海トラフ巨大地震の

想定震源域だったが、巨大地震との関連に

ついて検討する[南海トラフ沿いの地震に関する

評価検討会]は、M6・8以上が観測された場合

などが条件となっており、開催されなかった。

日向灘は国が想定している、南海トラフ巨大

地震の震源域の西の端にあり、過去M7クラスの

大地震が繰り返し発生している。

この領域では、M7・6前後の規模の地震のほか、

ひとまわり小さいM7・0~7・2程度の規模の

地震が発生することが知られている。

日向灘の地震は、九州が載っている陸の

プレートの下へ太平洋側からフィリピン海

プ レートが沈みこむことに伴い、主にこれら

二つのプレートの境界面が破壊するこ とに

よって発生する地震と沈み込んだフィリピン

海プレートのやや深いところでプ レート内

地震が発生する九州内陸部の地震がある。

今回の地震は、境界面の破壊に伴った地震。

過去には、1968年(昭和43年)のM7・5の地震。

四国で最大3mを超える津波が観測されている。

1984年(昭和59年)にM7・1の地震。

1996年(平成8年)にM6・9の地震。

地震調査推進本部はプレート境界で起きる

M7・6前後の地震が30年以内に起きる確率は

10%程度だとしている。

もう一回り小さい、M7・1前後の地震は30年

以内に70%から80%の高い確率で起きると

想定されている。

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