2020年12月6日に、探査機『はやぶさ]が、
小惑星[リュウグウ]から試料を採集して、
オーストラリアの砂漠にカプセルを投下した。
このカプセルには、5・4グラムの試料があった。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、丸1年が
経った12月6日に開いた記者会見で、[来春
(2022年)にも隕石学の歴史を書き換えるような
大発見を発表できる見通しだ]と述べた。
11月末には、総量5・4グラムの約1割に当たる
0・5グラムを協力関係にある米航空宇宙局
(NASA)に提供したが、22年6月には、研究の
国際公募を開始する計画だ。
12月21日、初期の分析結果をまとめた論文が
2本公表されたことが伝えられた。
サンプル分析の最初の成果として注目される。
JAXAのプロジェクトチームの論文の概要では
サンプルの密度は1立方メートル当たり1トン
あまりで、隙間の量を表す空隙率は46%と
案外スカスカであったこと、サンプル表面の
光の反射率が2%で、黒く見える特徴がある
ことなどが明らかになった。
さらに組成の分析では有機物や水と反応した
際にできる化合物が見つかったこと。
今後、水や有機物に関する詳しい分析結果が
公表されると期待されている。
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