1995年1月17日に兵庫県南部を震源とする
M7・3の大地震が発生し、大阪府北西部から
兵庫県の淡路島にかけて位置する活断層帯の
一部がずれ動き死者・行方不明者6437人が出た。
この地震直前と同じか、それを上回る活断層
帯は、全国に31あるとして専門家は最近の
地震活動も踏まえて、住宅の耐震化や家具の
固定などの対策を進める必要があるとした。
この地震を受けて国は地震調査研究推進本部を
設置し、全国の活断層帯のうち、長さが概ね
20Kmを超え、地震が起きると社会的に大きな
影響が出る活断層帯を重点的に調査した。
この結果、切迫度 最も高い[Sランク]含む
活断層帯は全国に31存在すると発表している。
地震発生の切迫度は4ランクに分けられ、今後
30年間に発生する確率が3%以上は最も高い
断層帯を[Sランク]としている。
全国114の主要な活断層帯のうち、2022年1月
1日の時点で[Sランク]を含む断層帯は31断層。
この内、8断層が発生確率が8%を超える。
切迫度が高い順に、
▽「糸魚川ー静岡構造線断層帯」のうち
長野県の区間。
▽静岡県にある「富士川河口断層帯」。
▽熊本県の「日奈久断層帯」の一部。
▽長野県の「境峠・神谷断層帯」。
▽「中央構造線断層帯」のうち愛媛県の区間、
▽岐阜県と長野県にある「阿寺断層帯」。
▽神奈川県にある「三浦半島断層群」。
▽広島県と山口県の沖合の「安芸灘断層帯」。
次いで切迫度が高い[Aランク]の区間を含む
活断層帯は、全国に35存在する。
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