2021年10月21日、韓国は国運を掛けた自前の
ロケット、「ヌリ号」の打ち上げに失敗した。
確かに、大空に向かって飛んだのだが、衛星
軌道に乗せることが出来なかった。
だが、開発に手間取った1段目のエンジン開発
には成功したようだった。
韓国科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院が
2021年12月29日に、[ヌリ号打ち上げ調査委員会]
報告として打上失敗の経緯を公表した。
ヌリ号の打ち上げ失敗は、第3段酸化剤タンク
内部の固定装置が外れて、ヘリウムタンクが
落下して、内部の構造物と衝突して、亀裂が
生じたことが原因であるが判明したという。
第3段タンクの亀裂によって、ヘリウムと
酸化剤が漏洩し、エンジンに入るべき酸化剤の
量が足りず、第3段エンジン噴射がが予定より
早く停止し、ヌリ号が目標の速度と軌道に
達することができなかったとする。
第1・第2弾のヘリウムタンクが細長いシリンダー
状の形状であったのに、第3段は円筒形をして
いたため、装着方法に相違が生じ、飛行中に
生じる浮力の差などを計算できなかった、
初歩的な設計ミスが原因と結論付けている。
言わば、小さな固定金具の設計がまともに
出来ていず、検証もされていなかったこと。
2020年までに月面に太極旗をはためかすと
豪語した2012年から未だ、宇宙にも届かない。
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