2019年9月25日に、中国酒泉衛星発射センター
から打ち上げられて、高度760〜787Kmの
軌道を周回していた気象衛星[雲海1号02]が、
2021年3月18日に突然分解する事故が発生。
米国宇宙軍第18宇宙管制飛行隊(18SPCS)は
宇宙に漂う衛星等の破片のゴミ、スペース
デブリの観測し、データを登録、公開している。
18SPCSの、デブリの記録から、1996年9月に
ロシアの偵察衛星[ツェリーナ-2]を打ち上げた
[ゼニット2ロケット]から放出されたスペース
デブリ[48078]が衝突したことが突き止められた。
欧州宇宙機関(ESA)によると、2021年8月時点で
地球周回軌道には、衝突の危険性を備えた
約1億3000万個のスペースデブリが存在する。
2021年12月27日、ロシアの重量物運搬ロケット
[アンガラA5]が、ロシア北西部プレセツク
宇宙基地から打ち上げられた。
この打ち上げは[ペルセイ・ブースター]の名で
知られる新型のロケット上段ステージを
試験するものだった。
アンガラA5とペルセイ・ブースターの位置を
追跡していた米宇宙飛行隊は、1月5日に
南太平洋上空で再突入したと発表。
落下地点の正確な特定はできない可能性がある。
制御が不能になった今回のロケットは、全長
約10mと比較的小型なので燃え尽きると推測。
2021年5月には、中国の宇宙ステーションの
打ち上げに使われたロケットの長征5号Bの
残骸が全長32mと大きく、制御不能状態で
インド洋に落下した。
このときの落下に際し、中国当局は制御せず
放置し、危険性回避に備えた情報を適切に
公開せず、無責任さが批判された。
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