地球は大気に包まれているが、その大気は
地上のどこまで存在するのか。
一般に、大気圏は対流圏、成層圏、中間圏、
熱圏、外気圏に分けられる。
高度500kmを超えると、外気圏となる。
スペースシャトルやISSは、高度400km付近
なので、大気圏内を飛行していることに。
気象衛星や通信衛星などは「静止軌道」と
呼ばれる高度3万6千Kmを飛行している。
火山噴火による噴煙の高さでは、2022年
1月のトンガ沖の噴火では高度2万m、また
過去のピナトゥボ火山噴火では2万5000m。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)の地球観測衛星
[NOAA-20]に搭載されている可視赤外撮像機
放射計(VIIRS)は、2018年12月29日に太平洋
南西部のナウル島の上空約400Kmに存在した
雲で、観測史上最低となるマイナス111・2℃を
観測している。
地上の水蒸気が、このような上空まで雲と
なって上昇してきているとは驚きだ。
このような雲の極低温は近年、より頻繁に
観測されるようになって来ているとされ、
原因については不明だという。
研究者は、低温の雲による雷雨はより猛烈に
なりやすく、雹や稲妻、強風によって、
大きな被害をもたらすので警戒が必要と
しているが、これが気候変動によるものか
どうかを解明する必要があると指摘。
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