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2022年3月24日木曜日

福島県沖M7・4は21年2月13日M7・3の余震 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
河 津 桜   佐保川堤



2021年2月13日23時08分ごろ、福島県沖の

深さ約60kmを震源とするM7・3の地震が発生。

宮城県や福島県で震度6強の揺れを観測した。

この地震に関して地震調査委員会は、以前から

地震活動が活発なうえ、2011年の巨大地震の

影響も残っている地域とした、警戒領域だった。

そして、今後30年以内にM7・0からM7・5程度の

大きな地震が起こる地域評価では、

▽宮城県沖で90%程度、

▽福島県沖で50%程度、

としていた宮城県の領域に含まれるとした。

今年3月16日深夜に発生したM7・4の地震に

関して専門家は、21年2月のM7・3の震源地に

隣接していることから、この地震の余震とする。

専門家は、16日の地震では、震度6強の揺れを

観測した地震の2分前に発生した地震に誘発

されてM7・4の地震が発生したとする。

16日夜の地震は、震源地情報では、21年2月と

10Kmも離れていない近い位置で深さも60Kmと

57Kmと大きな差がない至近距離となっている。

専門家は、地震活動が北側に広がっているとし

海側のプレート内部で起きる地震がより陸地の

宮城県内で起きる恐れがあると注意をしている。

また、M7・4の地震の後、日付が変わった

17日の00時52分には、20Kmほど北の深さ

60kmを震源とするM5・6の地震が発生し、

翌18日の23時25分ごろには、岩手県沖の深さ

20Kmを震源としたM5・6,震度5強の地震が

発生している。

16日の震源からは、更に北へ250Kmほど

離れた、岩手県北部領域で、M7・0からM7・5

程度の大地震が発生する確率が90%と高い領域。

宮城県沖や岩手県沖などの大きな地震の発生

確立が高い地域を震源が北方向に移動なのか。

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