世界有数のごみ排出国の韓国は、2021年
12月に発表された「世界海洋プラスチック
ゴミに対する米国の役割評価」によれば、
人口1人当たりのごみ排出量は世界3位だった。
プラごみの最も多かったのは、米国の130キロで、
2位は英国の99キロ、3位は韓国の88キロで、
以下、ドイツの81キロ、日本は韓国の半分以下の
38キロ、中国の16キロと続く。
韓国で新型コロナが拡大した2020年に家庭から
出された廃プラスチックは3065トンに達し、
前年比17.7%増加し、一般家庭が1週間に
廃棄した使い捨てプラスチックは平均92個。
かくて、韓国近海は世界で最もマイクロ
プラスチック汚染の高い海となっている。
韓国政府は、2018年にプラスチックゴミを
減らす方針を掲げたが、実行が伴わず、翌
19年は過去最高の16万トン、20年にも9万
トンを輸入し、その40%強が日本からの輸入。
新型コロナウィルスの感染拡大と共に、多くの
飲食店やカフェからの出前配達や持ち帰り
需要が増えて、プラスチック容器などの使用
量が増加した。
このため、これらの容器に使用されるリサイ
クルされた廃プラスチックへの需要も増加。
韓国でも、プラスチックごみは分別排出と
選別を経て、リサイクルされるが、韓国の
プラスチック製品は複合材料や混入物が多い。
化粧品などの容器は複数の材料で作られている
上に、強力な接着剤が使われており、回収
されてもれサイクル利用が出来ない。
また、洗浄せずに排出されるごみも多い。
韓国内で排出された廃プラスチックのリサイ
クル率は2019年時点で全排出量の41%に止まる。
日本の廃プラスチックは分別や洗浄がきちんと
されており、接着剤もほとんど使われていない
などリサイクル効率が高い。
こうしたことから、韓国は廃プラの需要急増に
備えて、日本からの輸入に頼ることになった。
ゴミを輸入して、ごみを排出量を増やすの
では、垂れ流しの拡大の迷惑行為だが。
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