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2022年3月4日金曜日

3月4日月面衝突のロケットは中国製と判明

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
公園のシカ



1月28日に、2015年の米宇宙天気観測衛星

[DSCOVR]の打ち上げに使用された米宇宙

開発企業スペースXが手掛けたロケット

ブースター[ファルコン9]が、3月4日に

月面に衝突すると発表された。

その後の、DSCOVRやファルコン9の軌道

調査から、月面衝突が予想される物体は、

ファルコン9ではなく中国ロケットの残骸

だったことが判明した。 

米航空宇宙局(NASA)は2月14日、3月4日に

月面衝突が予想されるロケットの残骸に

ついて、米スペースXの[ファルコン9]の

第2段ではなく、中国が2014年に打ち上げた

探査機[嫦娥5号]のT1ブースターと発表。

ジェット推進研究所が、物体の2016~17年に

かけての軌道を分析した結果、衝突が予想

される物体はファルコン9の残骸ではない

ことが分かったとしている。

月面に衝突する物体は、中国が2014年の

月探査機打上げに使ったロケット[長征3C]の

第3段だとしている。

ロケットの残骸は、米東部標準時3月4日

午前7時26分に月面の裏側に衝突するため、

地球からは観測できない。

ロケットは墜落の衝撃でバラバラになり、

全長約10~20mのクレーターができると予想。

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