2008年、北京オリンピック開催の最中に、
ロシアはグルジア(現ジョージア)に侵攻し、
10日足らずの短期間で、グルジア国内の
一部を占拠し、併呑。
2014年には、ロシアのソチオリンピックが
閉幕後の3月に、ウクライナ南東部のクリミア
半島に侵攻して短期間に占領して、[クリミア
共和国]を宣言させてロシア連邦に併合。
そして、今回は北京オリンピック開催さ中に、
ウクライナに20万人ともされる軍隊で大規模な
侵攻作戦を強行し、前例のように短期間に
首都を陥落させて、ウクライナを支配下に
置く計画だったが、1ヶ月後には泥沼化。
1日の戦費が2兆円にも達するともされる
巨額の出費がロシアの国の財政を傾ける。
侵略に対する国際社会からの経済制裁で、
プーチンの大きな思惑違いが国民を原始時代の
生活に陥らせる事態が避けられそうにない。
ロシアは、GDPでは世界11位にランクされる。
国の財政は、石油と天然ガスの輸出に大きく
依存し、それらの輸出の4割はEU向け。
EU諸国は、一致団結してロシアからの輸入
削減に動いており、既に3割減の状況とされる。
他方、ロシアは一般消費財のほぼ4割、食品の
3割は輸入に依存する偏った状態にある。
これらの輸入が止まれば、国民の生活は
厳しい自給自足経済に追い込まれる。
また、工業生産でも半導体は輸入頼りで、
たちまち、航空機や精密機器の生産どころか
修理も覚束なくなり、乗用車も同様の運命に。
通信機器では、86%が輸入依存であり、古い
仕様の器機も現役であり、ウクライナ侵攻では
前線で使用する通信機器による通話が傍受され
将官が5人も既に戦死している。
今後は、ハイテク製品の性能更新は望めず、
陳腐化する一方になる。
国を支えて来た石油やガス田の採掘機材も
生産技術も西欧依存でありメンテすらも困難に。
国民は、自給自足の原始生活に戻らざるを得ない。
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