欧州委員会人道援助・市民保護総局(ECHO)が
2022年1月28日に明らかにしたところでは、
アフリカ南部を襲った熱帯低気圧[アナ]が
マダガスカルに上陸した後、西へ進み、
モザンビークとマラウイも豪雨となった。
この豪雨により河川の氾濫が発生したほか、
洪水や地滑りで報告されているだけで88人が
死亡し、広範な地域に大きな被害が出た。
世界食糧計画(WFP)は、農地や主要インフラ、
住宅に大きな被害が出ていると説明。
2月6日、マダガスカルでサイクロン[バチライ
(Batsirai)]が上陸し、再び少なくとも10人が
死亡、4万8000人近くが避難する被害が出た。
マダガスカル南部では、長引く干ばつの影響で
多くの国民が飢餓寸前に追い込まれている。
アフリカ南部の国は近年、気象変動の影響で
猛烈な嵐やサイクロンにたびたび襲われている。
オーストラリア南東部では、2月20日過ぎ頃
から雨が断続的に降り続き、各地で洪水が発生。
3月4日時点で少なくとも17人が死亡するなど、
[1,000年に一度]と言われる大洪水が発生。
クイーンズランド州からニューサウスウェー
ルズ州の2州では、広大な地域が浸水。
2週間にも及ぶ豪雨で、洪水発生地域は
シドニーやブリスベンなどの大都市圏にも
及んでいる。
原因は、ラニ-ニャ現象の影響でサイクロン
並みに発達した低気圧が、東海上に居座って
いるためとする。
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