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2022年3月26日土曜日

東京電力管内で初の「電力需給ひっ迫警報」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紅  梅



東京電力は、3月22日朝に、管内の電力の

供給力に対する需要の割合を示す[使用率]が

午前10時台の実績で101%となり、供給不足に

なったとして[電力逼迫警報]を出し、節電を

要請した。

このため、ブラックアウトなど非常事態発生を

回避するために、東北電力ネットワーク、

中部電力パワーグリッド、北陸電力送配電、

関西電力送配電、中国電力ネットワーク、

四国電力送配電、九州電力送配電―の7社に

対して電力融通を要請し、22日午前7時から

午後4時の間に、最大で141万7800Kwを受電。

午後になって、2時台の電力使用率が107%と

更に電力不足量が増加し、東京電力は午後

8時台に停電するとの脅しも。

これを受けて、慌てた通産大臣がTVで直接

東京電力管内の東京都、神奈川県、茨城県、

埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県と山梨県の

8都府県に対して、強力な節電を要請を

せざるを得ない事態に。

一般の住民にとっては、唐突な停電するぞとの

脅しを耳にして、何故また、との疑問も。

原因は、3月16日に福島県沖で発生した

M7・4の地震により、広野火力発電所6号機、

相馬共同火力発電の新地火力発電所の1号機の

稼働停止により、約200Kwの電源が失われた

ことに加え、関東地方の最低気温が2~4℃に

まで下がり、ところにより降雪があるとの

天候の悪化、これに伴い、頼りにする太陽光

発電による供給が期待できなくなったこと。

国も電力会社も、この冬は電力需給が厳しく

なることに警戒態勢をとっていたが、2月末で

対応を解除してしまっていたこと。

東京電力の、通常の電力供給能力の5%足らずが

不足して、全停電に陥る危機に瀕するような

体制にも、大きな問題がある。

世間様への商売で、5%の在庫不足で売れ

切れ御免と言える筈もなかろうに。

再生エネルギー向上政策で、石炭火力発電

廃棄を進める国の短視眼的で拙速な対応も要因。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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