3月16日午後11女36分ごろ、宮城県牡鹿半島の
南南東60km付近、深さおよそ74kmを震源と
するM7・4最大震度6強の地震が発生した。
この地震で震度6強の揺れを、宮城県登米市、
蔵王町、福島県相馬市、南相馬市、国見町で
また6弱の揺れを宮城県や福島県一体で観測。
東京の都心や神奈川県で震度4,震度3の揺れは
北海道から静岡県や愛知県にまで及んだ。
震源の深さが57Kmと深かったことで、[長周期
地震動]の最大規模の[階級4]を宮城県で観測。
[階級4]では、揺れの周期が2秒を超える大きく
ゆっくりとした揺れのため、特に高層ビルの
上階などでは、立っておられず、建物などにも
大きな被害が出る。
階級4の揺れを観測したのは、2021年2月13日の
福島県沖で起きたM7・3の地震以来。
専門家は、今回の地震は、2011年3月11日に
発生した東北地方太平洋沖地震の震源を中心と
するおよそ長さ約500km、幅約200kmの範囲の
余震域の中で発生している。
沈み込む太平洋プレートとの境界付近が震源と
見られ、今後も同じ程度の揺れを伴う地震が
発生する可能性があると警戒を呼び掛けた。
この地震で、福島駅と白石蔵王駅の間で東北
新幹線下りの[やまびこ223号]の全17両中の
16両が脱線したが、乗客、乗員78名は無事。
2011年以降も発生し続ける地震による特に
揺れの大きな南北に連なる地域を、東北新
幹線が走っているため、事故の危険度が高い。
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