動物にとって、最も重要な臓器の代表が心臓。
心臓弁膜症は、心臓内には4つの弁があり、
どこの弁にどのような障害が起きているかに
よって、複数の症状タイプに分類される。
心臓弁膜症は、心不全を引き起こすリスク
ファクターの一つでもある。
心臓と4つの弁
心臓は、拡張と収縮を繰り返すことで、全身に
血液を循環させる、ポンプの役割をしている。
全身に酸素を届けたあとの血液(静脈血)は
右心房から右心室へ戻り、肺動脈から肺に
送られる。
肺で酸素を受け取った血液(動脈血)は左心房
から左心室へ送られ、大動脈を通って全身を
めぐり、酸素を届ける。
この一連の動きは休むことなく、1日におよそ
10万回も繰り返えしている。
血液の流れを一方向に維持し、逆流を防止する
ために右心室と左心室の入り口と出口には
それぞれ“弁”が存在する。
右心室の入り口(右心房と右心室の間)の弁が
[三尖弁]、右心室の出口(肺動脈の間)の弁が
[肺動脈弁]と呼ばれる。
左心室の入り口(左心房と左心室の間)にある
のが[僧帽弁]、左心室の出口(左心室と全身を
めぐる大動脈の間)にあるのが[大動脈弁]。
心臓にある弁に障害が起き、本来の役割を
果たせなくなった状態を[心臓弁膜症]という。
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