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2022年9月21日水曜日

頻繁なPCR検査費用が地方財政を圧迫

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
オオカラカサダケ



ゼロコロナ政策に固執し、10月16日の党大会を

目前にした習近平の苛立ちは、地方政府も

巻き込んで、政策は一段と強化されている。

ロックダウンが解除された上海市や北京市など

都市部では、解除後も3日ごとのPCR検査が

義務付けられて、陰性証明をもらわなければ

外出もバスや地下鉄も利用できない。

この検査費用には、多数の要員と莫大な

費用が必要だが、全て地方政府の負担。

検査頻度の急増で、最近では地方政府が

検査費用を医療検査会社に支払えない事態も

生じてきているとされる。

浙江省杭州市では、医療検査会社の市当局への

売掛金が前年比で73%も増加し、資金繰りに

大きな影響を及ぼす事態になって来ている。

PCR検査頻度の増加による拡散防止策が奏功

していると悦に入っているのは習近平一人。

検査費用負担の増加が、既に地方政府の財政を

脅かしており、地方経済活性化どころではない。

他方、頼みの綱であり、地方財政の3割以上を

賄ってきた土地利用権の販売収入は不動産

バブルの破裂で激減している。

既に、地方政府財政赤字額は1兆ドルにも上る。

ゼロコロナ政策終了の見通しも、その後の

具体的な政策も判らないまま、支出増と

収入減に苦しめられ続けられる地方政府。

経済は沈み込むばかりで国民の気力をも削ぐ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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