8月初め、 中国国家気候センターは、国内の平均気温が
過去70年間、世界の平均気温を大幅に上回るペースで
上昇しており、今後も大幅な気温上昇が続くと予測を発表。
年次気候評価では、中国の平均気温は1951年以降、10年間で
0・26度上昇したが、世界平均は0・15度の上昇だった。
気象パターンの変化により、水資源のバランスが崩れ、
生態系の脆弱性が高まると予測。
このため、作物の収穫量が減少するとの見方を示した。
8月下旬、この予測は既に現実化していた。
中国各地で[60年間で最も暑い]という猛暑が続き、所に
よれば60日以上も猛暑が続いていた。
中国中央気象台は連日、3段階で最も深刻な赤色の高温
警報を発令し続けることとなった。
湖北省竹山県で44.6度を記録したのをはじめ、河北省、
重慶市、雲南省で44℃に達した。
上海市では、40度以上の日がすでに40日を超えていた。
40℃を記録する都市の続出で、竈都市がゴロゴロの異常。
中国気象局は原因について、温暖高気圧に覆われて暖かい
空気が地上付近にとどまっていることや、太平洋赤道域の
海水温が低下する「ラニーニャ現象」などで大気循環の
異常が続いていることが要因に挙げられるとした。
[正確な記録が残る1961年以降で、最強の猛暑となり
そうだ]としている。
国家気候センターによると、国内の131ヶ所の観測地点で
気温が過去最高か並ぶ水準を記録。
昨年1年間の62地点から倍加。
このため、旱魃による作物への影響が出てきており、
食糧自給率が70%台の中国にとって、食料不足の問題も
来年には表面化しそうだ。
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