9月14日に小笠原近海で発生した台風14号
(2214:ナンマドル:ミクロネシアの有名な
遺跡名)は、周辺海域の表面海水温が27℃以上と
言う高温であったため、急速に発達しながら
西進し、16日3時現在では、大型で強い台風に
成長し、日本の南を毎時15kmで進み、中心
気圧は965hPa、中心付近の最大風速は35m/s。
17日9時には、急速に発達して大型で猛烈な
台風となり、南大東島の東約190kmを北西へ
進路を変え、毎時20kmで屋久島方向へ進む。
中心気圧は910hPa、中心付近の最大風速は
55m/sだが、最大瞬間風速は75m/sの成長。
18日12時現在、大型で非常に強い台風の14号は、
屋久島付近にあって、北北西へ毎時25kmで進む。
中心気圧は925hPa、中心付近の最大風速は
50m/s、最大瞬間風速は70m/s。
気象庁は、19日にかけて九州にかなり接近し
上陸するおそれがあり数十年に一度しかない
ような大規模な災害の発生の可能性があるとして
鹿児島県に暴風と波浪、高潮の特別警報を発表。
18日午後5時ごろ、鹿児島県指宿市付近上陸。
九州全域が暴風域に入った。
19日8時現在、北九州市付近に達し、北北東へ
向きを変えて毎時15kmで進む。
中心気圧は970hPa、最大風速は35m/。
その後、日本海に出て19日16時現在、出雲市の
島根半島に上陸し、初の島根県上陸となった。
また、日本海に出て日本海沿岸部に沿って
北東に進み、20日午前4時過ぎに佐渡島を
かすめて新潟市付近に再上陸し、東北地方を
横断し、午後に太平洋へ抜けて温帯低気圧に。
九州上陸時には、観測史上4番目の中心気圧の
低さで最強クラスの勢力を保っていたが想定
よりも陸上寄りの進路を取り、勢力を弱めた
まま列島を横断した。
気象庁の予報課長は、本で読んだことがない
ような記録的な台風だとして厳戒を呼び掛けた。
ロシアにより破壊されたウクライナの街の
情景が頭に浮かび、住民の無事を祈らざるを
得ない状況だったが、現地からは洪水以外には
大きな災害の報道もなく安堵。
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