気象庁は、最高気温が35℃以上の日を猛暑日と
して、[猛暑日の日数]を毎年記録しているが、
2022年の夏は、過去の平均を大きく上回った。
猛暑日の平均年間日数は、1910~1939年では
約0・8日でしたが、1992~2021年では約2・5日と、
およそ3.3倍に大きく増加している。
2022年は猛暑日が特に多い年となり、8月16日
には東京において過去最高を大きく上回る
16日目の猛暑日を記録した。
7月1日には、群馬県桐生市で40.4℃、群馬県
伊勢崎市で40.3℃、山梨県甲州市(勝沼)で40.2℃、
埼玉県鳩山町で40.1℃、熊谷市と岐阜県多治見市で
40.0℃と、6カ所で40℃超の最高気温を記録。
最高気温35℃以上の猛暑日は、今年初めて
200地点を超えた。
今年の記録を見る限り、日本は年々暑くなって
なって来ており、この先どうなるのかが心配。
データでは、日本では1990年代以降から高温を
記録する年が多くなってきており、東京では
ヒートアイランド現象の影響もあり、年平均
気温が100年で2・4℃上昇している。
これは国内平均のおよそ2倍に当るという。
厚生労働省の調べでは、熱中症による死亡者は
1993年以前には年平均で70人程度だったのが、
最近では700人近くまで急増している。
環境省が発表した2100年の未来の天気予報の
内容では、もし温暖化がこのまま進めば、
8月には札幌を含めた全国の観測地点の約2割で
最高気温が40℃を超える「激暑」となる。
また、東京では42.8℃、熊谷では国内最高の
44.9℃を記録する日が出現する。
熱中症で、亡くなる人は1万5000人を数え、
真冬でも東京で最高気温26℃の夏日を記録。
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