8月24日、プーチンが「特別軍事作戦」と
称して、19万人もの兵員に3日間の弁当を
持たせてウクライナに侵攻し、短期間での
首都キーウ占拠を目指した。
弾道ミサイルや巡航ミサイルによる攻撃などで
航空優勢を確保し、制空権を得たと判断した
のか、地対空ミサイルやスティンガーミサ
イルなどで、侵攻5日間で兵員輸送のイリュー
シンIl-76大型輸送機2機含む29機や多数の
ヘリコプターが撃墜されたうえ、降下した
精鋭の空挺部隊が孤立して壊滅状態に。
キーウ占拠作戦失敗後、東部戦線攻撃を強化。
だが、欧米諸国から提供された高機動ロケット
砲システム[ハイマース]や長距離榴弾砲
[カエサル]、[M777]を有効に使用した反撃で
戦線が膠着状態に。
この間、8月上旬までに、ロシア軍の死傷者は
7万~8万人に達し、兵員不足に陥る始末。
プーチンは、ウクライナ侵攻を[戦争]と呼ばず、
[特別軍事作戦]に拘っているのは、[戦争]と
定義づければ、徴兵などで国民からの反発を
受けることを嫌っているからだ。
ロシアが別系統で管理する、民間軍事会社
ワグネルが、ロシアが実効支配化を進める
東部地方の戦闘で、大きな役割を果たして
いるが、兵士は傭兵であるから、いくら
戦死者が出ても、プーチンは関係なしとする。
ワグネルは、ロシアの26都市に人材募集
センターを開設し、更に1万人ほどの求人
活動をロシア全土の刑務所にも拡大している。
ワグネル傭兵部隊は、戦場では月給が約78万
6000円、これに任務に応じた手当てや作戦で
成功すれば褒賞が貰える高給取りだ。
また、求人に応じた囚人は、ウクライナでの
作戦に6ヶ月間従事すれば、免罪されるという。
半年間生き延びれば、無罪放免となる。
3日間とか、1週間ほどの訓練で戦線に送り
込まれ、1ヶ月ほどで既に20人ほどが戦死。
士気の高いウクライナ兵は、前線ではロシア
軍の侵攻を阻止し、欧米からの高性能兵器で、
ロシア軍の後方の兵站や基地、補給・移動
ラインを的確に攻撃できるようになって来た。
プーチンは、兵士不足を補うために[戦争
宣言]をして徴兵制に踏み切るのか、更に
兵士を北方領土地域から駆り集めてでも、
前線に送り込む総動員体制をとるのかに悩む。
また、北朝鮮からの兵員支援も検討されている。
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