9月6日朝に、台風11号(ヒンナムノー)の直撃を
受けた韓国・浦項製鉄所では、変電所の浸水で
全高炉3基が稼働停止の事態となった。
また、浦項市内のマンションで、管理人の
浸水に備えて地下駐車場の車の移動を要請で
駐車場に向かった住民、8人の水死事故が発生。
8月のソウル市内の半地下住宅の洪水による
事故に続く、水死事故となった。
韓国の都市部では地下空間の利用が盛んで、
ショッピングモールなどでは地下6階まで
駐車場として利用されるケースも少なくない。
高層住宅なども、地下4階は一般的で、下層
階が駐車場として利用される。
地上から流入する洪水に巻き込まれると、
脱出するのは難しいため、水死事故に繋がる。
2020年のデータでは、韓国国内に32万7000
戸の半地下住宅が存在し、うちソウル市内に
20万戸もあり、60万人が生活をしている。
8月に発生したソウル市内の洪水では8人が
犠牲となり、うち3人が半地下住宅で水死した。
尹錫悦大統領は、翌日現場を視察したが、
まだ雨が降り続く中、執務を終えると帰宅。
災害が発生しており、更に拡大の可能性もある
状況下で帰宅したことに非難が殺到した。
支持率が20%台で低迷する理由は、こうした
市民に寄り添わない態度を反映しているようだ。
台風11号の韓国接近の際は、度々メディアに
登場して、[完璧な対応をする]と繰り返し強調。
それでも、再び地下室での水死事故が発生した。
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