台風11号(2211:ヒンナムノー)は、2022年
9月28日に、南鳥島近海で発生し、北北西に
進路を取り、30℃にも達する高い海水表面
温度の影響もあり、急速に発達した。
31日に沖縄の東方海上、南大東島の北北西
約40kmに達して進路を南西方向に替えた。
この時点で、中心気圧が920hPa、中心付近の
最大風速 55m/s、最大瞬間風速 75m/sの
猛烈な台風に成長。
2日9時現在、石垣島の南南東約350kmにあり
停滞、中心気圧は935hPa、中心付近の最大
風速は45m/s、その後ゆっくり北上を開始。
3日午後には、石垣島の南東約80kmに達して、
北へ毎時15kmで進む。
中心気圧は955hPa、最大風速は40m/s。
4日には先島諸島を抜け、5日朝には南シナ海を
北へ毎時20kmで進み、中心気圧は950hPa、
中心付近の最大風速は40m/s。
6日6時現在、大型で強い台風の第11号は、
対馬市の北約100kmにあり、北東へ毎時45kmで
進み、中心気圧は965hPa、中心付近の最大
風速は35m/s。
6日午前4時50分ごろに、慶尚南道統営市と
巨済市の間に上陸した。
この時の韓国の発表では、中心気圧950hPa、
最大風速時速は43m/sを記録。
その後、時速39Kmで慶尚南道内陸部を北北東へ
進み、日本海に出て北東に進んだ。
台風の通過近辺地域では、午前5時ごろに
各地で最大風速時速42~43m/sを記録。
浦項製鉄所は、所内の変電所の浸水ですべての
高炉が同時に稼働停止し、高炉内の温度の
低下による高炉破損を招く非常事態となった。
年間生産量が1685万トンの浦項製鉄所が、
長期稼働停止となると韓国の重要産業の自動車や
造船業が重大な影響を被るとして憂慮された。
この浦項地域で、マンションの地下駐車場の
浸水により、住民8人が死亡。
8月のソウル市内の半地下住居浸水事故に続く、
地下室の水没による死者が出た。
2020年に3つの台風の朝鮮半島上陸以来。
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