心臓弁膜症には、大まかに2つのタイプがある。
[狭窄]は弁の開きが悪くなって血液の流れが
妨げられる状態の症状。
[閉鎖不全]は弁の閉じ方が不完全なために、
血流が逆流してしまう状態の症状。
心臓弁膜症はどの弁でも起こるが、とくに
[大動脈弁]と[僧帽弁]に多く起こる疾患。
心臓弁膜症と心不全の関係
心不全とは、心臓が悪いために、息切れや
むくみが起こり、次第に悪化し、生命を縮める。
心不全はひとつの病気ではなく、心臓弁膜症や
心筋梗塞などさまざまな心臓疾患が最終的に
至る病気。
心臓弁膜症は自覚症状がないまま進行する
場合もあるが、放置すると心不全につながる。
心不全はあらゆる心臓疾患の終末像である。
心臓弁膜症、心筋梗塞、心筋症、不整脈、
高血圧がこれに当たる。
心臓弁膜症になると、胸の痛み、息切れ、
動悸などの症状が出るが、加齢に伴う体の
変化と似ていることから、見逃し勝ちになる。
病状がさらに進行すると、めまいや失神などの
症状が出るが、最後まで症状が出ない場合ある。
心臓弁膜症の原因は、[加齢に伴う]ものが
増えているが、先天性と後天性(リウマチ熱、
動脈硬化、心筋梗塞、変性など)があり、原因を
特定できないものも多くある。
最近は、加齢に伴う弁の変性や石灰化による
ものが増えているので、65歳を過ぎたら心臓の
検査をすることが大切。
心臓弁膜症は、自然に治ることはないので、
心筋の障害が進行する前に早期の診断と治療を
することが非常に大切なことになる。
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