アフリカ大陸東岸洋上からインド洋で温かい
海水面で発生した水蒸気を多く含んだ低気圧が
5月頃からインドやパキスタン、バングラ
デシュに多量の雨を降らせるモンスーンの
季節となる。
この前線が、中国大陸を縦断して朝鮮半島や
日本列島に達して、梅雨の雨をもたらす。
今年は、5月初めから6月中旬にかけて、中国
南部地域で記録的な豪雨が発生して、50万人
以上が被災した。
パキスタンでは、6月から降り続く豪雨で、
国土の3分の1が水没する洪水に見舞われた。
ヒマラヤ山脈を源流とするインダス川の流域
では、川沿いに建っていたホテルが洪水に
呑まれて倒壊、また下流域のサッカルやラル
カナ一帯では100Kmほどにわたって巨大な
湖が形成された。
モンスーンによる豪雨だけでなく、温暖化に
よるヒマラヤの氷河の溶解による氷河湖の
決壊も要因の一つだとする主張も出されている。
気候変動大臣は、[これは『氷河の雪解け水』が
川底を駆け抜ける『氷河湖決壊洪水』だ]とする。
パキスタンには、」ヒマラヤなどに7000以上の
氷河があり、これが原因となる洪水が、今年は
例年の3倍以上に達しているという。
気候変動大臣は[氷河湖の決壊による洪水は、
すべて高温によるものだ]としている。
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