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2022年12月19日月曜日

韓国 10大財閥企業も2008年並みに経営悪化

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春 日 山 原 始 林 



韓国国内紙は、韓国内の10大企業の財務指標が

2008年の金融危機当時の水準にまで悪化して

いると報じている。

今年、10大企業として挙げられているのは、

サムスン電子、SKハイニックス、ヒョンデ

(現代自動車)、起亜、ポスコインターナショナル、

LGディスプレー、LGエレクトロニクス、

現代モービス、エスオイル、サムスン物産。

売上額10大企業の毎年7-9月期の主要指標を

分析した結果、金融危機に近い低迷が懸念

される水準であることが判ったとする。

負債比率(自己資本に対する負債の比率)は、

200%に接近している。

保有する資産の倍の借金、負債があるという

状態は、2008年の金融危機当時を大きく上回る。

流動比率(流動負債を流動資産で割ったもの)も

低下し、金融危機当時の125・5%と同じレベル。

手元の現金が不足している金欠状態だ。

借金の返済のために債券を発行して、借換えを

しようにも、債券市場ではよほどの高利で

ないと買い手がつかないと非常事態にある。

11月に政策金利が3・25%にまで引き上げられ

金利負担が格段に厳しくなり、10大財閥企業と

言えども安穏として居られなくなったようだ。

一般企業の苦境は、大変な状態だろう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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