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2022年12月9日金曜日

「減塩は健康にいい」は本当なのか?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
円 成 寺



日本人は、1日平均10g以上の塩分を摂取して

おり、信州や寒冷地域では古来15gほどもの

塩分摂取が日常的で、脳梗塞などの血管症

患者が多く存在したため、減塩運動が盛んに。

このため、健康のためとして摂取量を10gと

していたが、WHOが5gとしたため、厚生

労働省も[下方修正]し、成人男性で1日7.5g、

女性で6.5gとしている。

日本人の日常生活で、朝食に付き物の味噌汁。

利用するコメみそ、2人前で大匙2杯程度、

およそ、1人前分が7~10gほどで、塩分含有量は

10%前後なので、味噌汁1杯で摂取量1g弱。

分析者の報告では、味噌の種類や甘辛でも

差があるが、大匙1杯が18gで塩分相当量が

1・1gから2・2gとなっていた。

粉末出汁を使用すれば、こちらも要注意。

塩分相当量が40%を超えており、塩そのもの。

日本人の高血圧患者数は4000万人超で、3人に

1人が高血圧症となっている。

「アジア人は減塩しても血圧が下がらないと

いうデータがある。そもそも血圧が下がっても

病気を予防する効果はあまりない。高血圧者

などを除くと、減塩には殆ど効果がない」と

する医師も存在する。

最近の研究では、「塩が体内でどんな作用を

しているか」は実際には良く判っていないという。

研究者の中でも、減塩には喧々諤々、本質を

突いた信頼できる説が無いようで、高血圧

患者以外の人、健常者には減塩の必要性は

なく、減塩が身体に与える悪影響もあるとする。

高血圧の人でも減塩の健康効果はないようだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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