日本人は、1日平均10g以上の塩分を摂取して
おり、信州や寒冷地域では古来15gほどもの
塩分摂取が日常的で、脳梗塞などの血管症
患者が多く存在したため、減塩運動が盛んに。
このため、健康のためとして摂取量を10gと
していたが、WHOが5gとしたため、厚生
労働省も[下方修正]し、成人男性で1日7.5g、
女性で6.5gとしている。
日本人の日常生活で、朝食に付き物の味噌汁。
利用するコメみそ、2人前で大匙2杯程度、
およそ、1人前分が7~10gほどで、塩分含有量は
10%前後なので、味噌汁1杯で摂取量1g弱。
分析者の報告では、味噌の種類や甘辛でも
差があるが、大匙1杯が18gで塩分相当量が
1・1gから2・2gとなっていた。
粉末出汁を使用すれば、こちらも要注意。
塩分相当量が40%を超えており、塩そのもの。
日本人の高血圧患者数は4000万人超で、3人に
1人が高血圧症となっている。
「アジア人は減塩しても血圧が下がらないと
いうデータがある。そもそも血圧が下がっても
病気を予防する効果はあまりない。高血圧者
などを除くと、減塩には殆ど効果がない」と
する医師も存在する。
最近の研究では、「塩が体内でどんな作用を
しているか」は実際には良く判っていないという。
研究者の中でも、減塩には喧々諤々、本質を
突いた信頼できる説が無いようで、高血圧
患者以外の人、健常者には減塩の必要性は
なく、減塩が身体に与える悪影響もあるとする。
高血圧の人でも減塩の健康効果はないようだ。
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