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2022年12月27日火曜日

中國 半導体育成に5年間に巨額補助金投入

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
奈良公園



打倒米国をスローガンに掲げた中国は、米国

から半導体製造に関連する技術だけでなく、

先端的な製造設備や開発・製造に関わる技術者

までもが手に入らなくなる窮地に立たされた。

このため中国政府は、改めて半導体事業育成に

本腰を入れる政策を打ち出した。

計画では、今後5年間に1兆元(約1430億ドル)の

補助金を投入して半導体事業を支援する。

日台韓にも頼れなくなった中国政府は、今後

半導体の自給自足を目指さざるを得なくなった。

そのため、中国産の半導体装置を購入する

半導体工場など、国内企業への補助金として、

購入費用の20%を支援する。

また、国内の半導体メーカーが製造・組み立て・

パッケージング・研究開発用の国内施設を建設・

拡張・近代化できるよう支援を強化する。

これまでは、日蘭などから最新鋭の半導体

製造設備を購入し、米国などからの技術者を

好条件で雇い入れて、指導に当たらせておれば

高性能の半導体も国内で製造し、入手ができた。

今後は、高い技術力を持つ指導者もなく、

国産の半導体設備を造り出せることが出発点。

政府の補助金支給方針が示されると、株式

市場では、前回同様、半導体関連銘柄が持て

囃され、大手半導体装置メーカー株が急伸。

この巨額の補助金が、どこまで研究・開発、

技術の向上に寄与するのかに、専門家は疑問符。

分析では、2018年に中国企業に直接支給された

補助金は全体で、2007年の40億ドル(約5400億円)

からおよそ3兆9000億円に増えたが、有意な

成果はなかったとしている。

今回も前回同様に、成果が上がるわけがないと

切り捨てる見方が多い。

とは言え、中国国内の半導体製造装置分野では

国産化で大躍進を遂げており、国産化比率も

2022年には20%にまで達している。

でも、問題は高品質化に向けた技術者の存在。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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