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2022年12月22日木曜日

魚介の生食によるアニサキス症に注意

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日山原始林
春 日 山 原 始 林



近海魚を生で刺身にして食べると、アニサ

キスによる食中毒になることがある。

この食中毒、アニサキス症は魚介類に寄生

するアニサキスが生きたままヒトの体内に

入ると、胃や腸などに刺さり、激しい痛みや

おう吐を引き起こす。

原因となるアニサキスの幼虫の長さは2~3㎝、

糸くずのように細く見える。

人の体内に入ったアニサキスは1週間ほどで

死ぬが、この期間激しい痛みに襲われる。

世界の症例のうち95%が日本人で、年間

およそ2万人とされる。

寿司や刺身で、生の魚介を食べる習慣の

ある日本人が発症することが多い。

日本近海のアニサキスには、通称S型と

P型の2種類が存在し、検出された検体から

S型がほぼ9割を占め、P型が5%。

また、S型のアニサキスは太平洋側で多く

検出されている。

日本海側ではP型が多く、S型も検出されるが

これは、温暖化による魚の回遊が要因とする。

アニサキスが寄生している魚には、魚種や

回遊範囲や地域などで差は見られるものの

ゼロではなく、その差の確証はない。

研究者は、注意点として、

*購入前や調理前には必ずアニサキスが

いないかを確認し、見つけたら必ず取り除くこと

*新鮮な魚を購入し、釣った魚の内臓は

すぐ取り除くこと

*塩やわさび、醤油や食酢をかけても通常の

量では死なないので注意が必要

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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