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2016年11月9日水曜日

身長1mの最小の人類 「フローレス原人」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
トヨカ柿 子規の庭



日本人にお馴染みのバリ島、その東のロンボク島。

更に東へ500Kmほど離れて、東西に約300Kmの長さの

島、フローレス島が横たわっている。

隣接していくつかの島々と列島を形成しているが、

過去に大陸と繋がったことがない島だ。

この島に身長が1mほどの「フローレス原人」が約1万

8000年前まで生存していたことが発掘調査で判明した。

「最小の人類」と呼ばれているが、いつ、どのようにして

小型化したかが謎とされて来た。

日本などの調査チームが発掘した化石の分析から、

70万年ほど前には出現していたことが突き止められた。

約100万年前には、西のジャワ島に住んでいたジャワ

原人の化石がジャワ島中部のソロで発見されている。

当初のフローレス原人は、このジャワ原人の特徴を

備えて居ることから、ジャワ原人が海を渡ってきたと

推測され、従来からの渡海できないとの説が正された。

現在の人類と多きく変わらない大きさの脳を備え

ジャワ原人が、移住してから30万年の間に身長が

2/3に、脳が半分ほどに小さくなったことが判明した。

一般的な進化論では動物はより大きくなるが、孤立した

島という特殊な環境では、ゾウなどの大型動物は小型

化し、ネズミのような小型の動物は逆に大型化する

「島嶼化(とうしょか)」が知られている。

フローレス島原人は、孤立したフローレス島の環境で

長年の年月をかけて小型化したと考えられるが、小さく

なった脳で、どの程度の知的能力を備えていたか、

などの詳細なことは不明だとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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