秋が深まるとともに、フグにも負けない人気の高まりを
見せるズワイガニ。
日本海側のズワイガニ産地では、それぞれに嗜好を
凝らしたカニ料理のパンフレットで集客に忙しい。
だが、パンフレットでズワイガニの名前を見つける
ことはむつかしい。
産地ごとにエチゼンガニ、マツバガニ、タイザガニ
などと名付けられており、美味しさを競っている。
太平洋側では、和歌山県すさみ町の沖合約300mで
捕獲された南方系の猛毒性を備えたカニの「ウモレ
オウギガニ」のことが報じられていた。
仕掛けておいたイセエビ漁の網に掛っていたもので、
大きさは甲幅が約4cmと小さかったが、もし誤って
食べると、甲羅部分に備えている麻痺性貝毒の一種
「サキシトキシン」やフグ毒の「テトロドトキシン」が
浸み出して来るという。
これらの猛毒は、身体に入ると0・5mgで死ぬことも。
大きなものでは9cmほどにもなるが、決して食べる
ことのないようにと注意をうながしている。
ウモレオウギガニは、鹿児島から沖縄などの暖海の
サンゴ礁などに生息しているが、海水の温暖化と共に
ヒョウモンダコなどと同様に北上してきているのだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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