冬の到来とともに煙霧・毒霧の時節が始まった。
11月の初めには北京の大気汚染指数は290を
示して、「非常に健康に悪い」と警報を出している。
特に、北京市や天津市、周辺都市 では重度汚染
警報が連日出し続けられている。
中国東北部の空は連日、有毒性を備えた煙霧に
覆われてマスクなしでは外を歩けない。
北京市環境保護監視測定センターの発表では、
10月中旬には市内のPM2.5は350µg/m³を超える
上に、黄砂の健康に悪い日が続くが、加えて
スモッグと黄砂の飛来も加わり、その影響を受けた
範囲は26万Km2にも達した。
環境保護部の調査発表では、基準値を超える
汚染物質を含む排ガスを放出し続ける工場が
後を絶たないうえ、車両の排出ガス不適合車の
存在も変わらず、深刻な煙霧要因となっている。
中国経済の停滞化により、工場の操業度も車両の
移動量も減少するとはいえ、排ガス処理設備や
適合車両への投資が進まず、経費節減のため
粗悪な石炭や燃料の使用が増加する結果に。
このため、石炭による暖房が本格化するとともに
今冬は大気汚染が最悪化すると予測されている。
中国西部で発生している黄砂が11月7日ごろには
北京市に接近し、シーズン最初のPM2・5と黄砂の
共演で最悪の事態になりそうだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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