昨今はサプリメントばやり、TVコマーシャルもサプリで
成り立っているのではないかと思うぐらいだ。
昼食に各種のサプリが混ざったミックスサプリをコップ
1杯で済ます大学の先生も居たが。
2015年度のサプリ市場は1兆6000億円ほどにまで成長。
更に、2兆円ほどの成長が期待できると強気の業界。
一方で、サプリ頼りは大きな危険性を備えていると
警鐘を鳴らす専門家も居る。
例えば、中高年の男性に人気の高いウコン。
ショウガ科の植物のウコンは、成分としてデンプンや
カリウム、ビタミンC、カロテンなどと共にウコン特有の
クルクミンなどのクルクミノイド類を含む。
肝臓によい、と言われるのはクルクミノイド類が備える
肝障害抑制効果だとされている。
だが、この効果は試験管レベルや動物実験の結果で
あって、人の臨床試験での科学的根拠はないとする。
マウスの実験で効果が見られたから、人間にも良い、
良いと聞いたので飲んでみたら確かに良くなったと思う
、 というプラシーボ効果が利用者を躍らせているようだ。
反対に、ウコンを飲み続けた結果、肝機能が悪化した
とか、体調がおかしくなったとする健康被害の最多は
ウコンのサプリだというから、飲むには慎重さが必要だ。
ガンに効くと謳うサプリは詐欺的な表現であって、ガンに
効くサプリは存在しないと専門医は断言する。
また、ベータカロテンをサプリで摂取すれば、逆に
肺ガンを発症するリスクを高めると警告している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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