ページ

2016年11月10日木曜日

サプリ頼の効果はプラシーボ効果 依存は危険

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ホトトギス



昨今はサプリメントばやり、TVコマーシャルもサプリで

成り立っているのではないかと思うぐらいだ。

昼食に各種のサプリが混ざったミックスサプリをコップ

1杯で済ます大学の先生も居たが。

2015年度のサプリ市場は1兆6000億円ほどにまで成長。

更に、2兆円ほどの成長が期待できると強気の業界。

一方で、サプリ頼りは大きな危険性を備えていると

警鐘を鳴らす専門家も居る。

例えば、中高年の男性に人気の高いウコン。

ショウガ科の植物のウコンは、成分としてデンプンや

カリウム、ビタミンC、カロテンなどと共にウコン特有の

クルクミンなどのクルクミノイド類を含む。

肝臓によい、と言われるのはクルクミノイド類が備え

肝障害抑制効果だとされている。

だが、この効果は試験管レベルや動物実験の結果で

あって、人の臨床試験での科学的根拠はないとする。

マウスの実験で効果が見られたから、人間にも良い、

良いと聞いたので飲んでみたら確かに良くなったと思う

、 というプラシーボ効果が利用者を躍らせているようだ。

反対に、ウコンを飲み続けた結果、肝機能が悪化した

とか、体調がおかしくなったとする健康被害の最多は

ウコンのサプリだというから、飲むには慎重さが必要だ。

ガンに効くと謳うサプリは詐欺的な表現であって、ガンに

効くサプリは存在しないと専門医は断言する。

また、ベータカロテンをサプリで摂取すれば、逆に

肺ガンを発症するリスクを高めると警告している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: