香川県副知事が県名を「うどん県」に変更しようとの 唐突な提案が飛び出すほどの「うどん県」。 統計では、県内にうどん屋さんが人口10万人当たり 約60店舗、一人当たりの消費量は全国平均の2倍と 断トツの日本一のうどん県だ。 だが、目出度い、めでたいで収まらないのが香川県 民の悩みどころ。 炭水化物の過剰摂取は、血糖値を上げ、糖尿病の 発症原因となる。 お隣の徳島県は2013年まで連続6年間、人口10万人 当たりの糖尿病による死亡者数が全国一だった。 2013年の死亡者数が徳島県が17・6人に対し、香川 県は17・4人の僅差のワースト2位。 2年後の2015年に、徳島県は県民挙げての改善に 備えた取組で14・9人と大きく下げ、ワースト5位にまで 改善されたが、香川県は16・1人とワースト3位に止まる。 一日3食がうどんでも、という愛食家が全世代に多い 土地柄だけに、うどんなしでは過ごされない。 男性の肥満度BMI数値は全国8位、運動量の歩数は 27位となっているが、問題として指摘されているのが 炭水化物の重ね食い、ご飯などと一緒にうどんを 食べることが多い上、うどんの早食い。 これが、インスリンの分泌量を増やし、負担を掛け 過ぎることになり、血糖値を上げ肥満から糖尿病へと 繋がっていると指摘されている。 小学生を対象にした、「小児生活習慣病予防検診」 でも、将来糖尿病を発症するリスクをかかえる生徒の 比率が13~14%台と高く、肥満傾向が10%前後と高い。 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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