政府の地震調査委員会は最大クラスを想定した
予測見直しで千島海溝ではM8・8程度以上が
30年以内に7~40%以内で発生するとし、
南海トラフのM8~9級の発生が70~80%に
次いで切迫性が高いと判断している。
3月29日、政府の内閣府の有識者会議[日本
海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会]が
勧めてきた北海道東部の太平洋沖で発生する
津波予測の結果を公表した。
東日本の太平洋沖では、陸側プレート(北米
プレート)の下に海側から太平洋プレートが
潜り込んでおり、東日本大震災の震源となった
宮城沖から日高沖にかけての[日本海溝]と、
十勝沖から根室沖に続く[千島海溝]が存在する。
検討会は過去6千年間に千島海溝で発生した
地震により起きた津波による堆積物を分析
するなどの手法で、発生する可能性がある
最大規模の津波を予測した。
その結果、北海道えりも町で27・9m、釧路町
27・3m、広尾町26・1m、釧路市20・7m、
根室市22・0m、浜中町22・1mなどだった。
地震が発生してから、最大波が到達するまでの
時間は、最短で浜中町の29分。
根室市の花咲郵便局では34分後に浸水の
深さが14・5m、釧路駅では36分後に5・8mと
予想されている。
また、千島海溝に近い択捉島では29m。
政府は北海道との協議を踏まえ、4月にも
最終的な予測結果を公表し、具体的な対策を
検討する検討会を設置する方針。
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