4月上旬から、長野県中部を震源とする地震が
群発しており、4月27日にはM4・6、震度3を
松本市安曇で記録した。
23日にも、M5・5の地震が発生して、松本市で
震度4の揺れを観測している。
この付近を中心に、M3前後の地震が26日に
2回、27日にM4・6を含む5回、その後も28日、
30日、更に5月3日にも2~3回群発が続く。
4月初めから、27日までに震度1以上の揺れを
伴う地震は57回に上っているという。
気象庁の情報では、震源地は松本市安曇の
上高地の盆地の東の縁にある[徳本峠]付近で.
震源は次第に北西方向へ広がっているという。
専門家は、地震は暫く続く可能性があるが、
震源が浅いため、震源から近い場所では強い
揺れに襲われるので注意が必要だとしている。
これまでの研究では、この地域は地下の浅い
場所まで柔らかいマグマがあり、地震を引き
起こす固い岩盤は比較的薄いとみられていて、
地震の規模は最大でも、M5から5・5ほど。
ここの西方10Kmほどの位置に焼岳がある。
現在の所、焼岳には地殻変動などのデータに
異常はなく、大きな噴火につながるような
兆候は見られないとしている。
焼岳の噴火と大きな地震との関連性は、しば
しば話題にされてきている。
2011年2月27日のM5.0、最大震度4の地震
発生後に、群発地震が続いて、12日後の
3月11日には、東北地方太平洋沖地震が発生。
この後、焼岳が噴火すると騒がれた。
2019年(令和元年)7月27日と28日に、焼岳で
噴火活動に伴う空気の振動波の空振を伴う
低周波地震が発生したが、山頂付近での
噴火活動は認められなかった。
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