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2020年5月17日日曜日

長野・岐阜県境 焼岳周辺で群発地震

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ナラノヤエザクラ



4月上旬から、長野県中部を震源とする地震が

群発しており、4月27日にはM4・6、震度3を

松本市安曇で記録した。

23日にも、M5・5の地震が発生して、松本市で

震度4の揺れを観測している。

この付近を中心に、M3前後の地震が26日に

2回、27日にM4・6を含む5回、その後も28日、

30日、更に5月3日にも2~3回群発が続く。

4月初めから、27日までに震度1以上の揺れを

伴う地震は57回に上っているという。

気象庁の情報では、震源地は松本市安曇の

上高地の盆地の東の縁にある[徳本峠]付近で.

震源は次第に北西方向へ広がっているという。

専門家は、地震は暫く続く可能性があるが、

震源が浅いため、震源から近い場所では強い

揺れに襲われるので注意が必要だとしている。

これまでの研究では、この地域は地下の浅い

場所まで柔らかいマグマがあり、地震を引き

起こす固い岩盤は比較的薄いとみられていて、

地震の規模は最大でも、M5から5・5ほど。

ここの西方10Kmほどの位置に焼岳がある。

現在の所、焼岳には地殻変動などのデータに

異常はなく、大きな噴火につながるような

兆候は見られないとしている。

焼岳の噴火と大きな地震との関連性は、しば

しば話題にされてきている。

2011年2月27日のM5.0、最大震度4の地震

発生後に、群発地震が続いて、12日後の

3月11日には、東北地方太平洋沖地震が発生。

この後、焼岳が噴火すると騒がれた。

2019年(令和元年)7月27日と28日に、焼岳で

噴火活動に伴う空気の振動波の空振を伴う

低周波地震が発生したが、山頂付近での

噴火活動は認められなかった。

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