厚生労働省の報告では、4月19日午後6時現在、
国内で感染が確認された人は、クルーズ船や
チャーター機の乗客らを除いて1万608人。
このうちで、死亡したのは全体の1.6%。
年代別で見た場合、80代以上では感染した
人の11・1%が死亡しており、70代では5.2%、
60代では1.7%が死亡していた。
厚生労働省は、高齢な人ほど重症化する
リスクが高いことが裏付けられたとして
改めて感染予防の徹底するよう呼びかけた。
年齢に加えて、心臓病や糖尿病などの既往症が
ある人の死亡率も高いことも報告されている。
いわゆるメタボの人ほど危険度が上がる。
米ハーバード大学の研究者の発表した論文では
大気汚染も死亡率に大きく影響をしてる。
論文では、大気汚染物質のPM2.5を長年吸い
込んできた人は、新型コロナウイルス感染症に
よる死亡率が大幅に高くなるという。
米国の人口の98%をカバーする約3000の郡に
ついて、大気中のPM2.5の濃度と新型コロナ
ウイルス感染症による死者数を分析した。
その結果、PM2.5の濃度が1m3あたり平均
わずか1マイクログラム高いだけで、その
死亡率が15%も高かった。
PM2.5は、体の奥深くまで侵入して高血圧、
心臓病、呼吸器障害、糖尿病を悪化させる。
これらの既往症は、新型コロナウイルス
感染症を重症化させることは明らかだ。
また、PM2.5は免疫系を弱体化させたり、
肺や気道の炎症を引き起こしたりして、
感染や重症化のリスクを高める。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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