2014年12月3日、種子島宇宙センターから
H-IIAロケット26号機により打ち上げられた
[はやぶさ2]は、2015年12月3日に地球の軌道
から離れた。(スイングバイ)
2018年2月26日に、地球から130万Km離れた
地点で初めて、目的地の[リュウグウ]を撮影。
6月27日にリュウグウに到着。
[はやぶさ2]は、リュウグウに到着後、
周回して観察し、多くの画像や資料を収集。
2019年2月22日に、リュウグウにタッチ、
ダウン(着地)した際に打ち込まれた弾丸と
スラスタ噴射の影響で、多くの岩石と岩石
表面や岩石等に付着していた大量の赤黒い
微粒子が舞い上がり、周辺10mに飛散した。
リュウグウの表面には、青白い物質と赤黒い
物質の存在が確認されており、クレーターの
周辺にも、青白い物質が存在した。
クレーターの年代とクレーターが掘り起こ
した地下物質の色の関係から、赤黒い物質は
リュウグウの表面から深さ数十㎝〜数mまで
まばらに存在し、また、クレーター同士が
重なっている領域の色の分布の解析から
相対的に古いクレーターの内部は周囲と
同程度の赤さを持つのに対して、上にある
クレーター、つまり若いクレーターの内部は
周囲よりも青い色をしていることが判明。
このことから、リュウグウは30万年前から
800万年前の間の短い期間に太陽に接近し、
リュウグウ表面物質が、太陽に焼かれて
変質していることが判った。
タッチダウンによる最終試料には、これら
両方の色の岩石が含まれていると期待する。
[はやぶさ2]は、5月12日にメインエンジンの
であるイオンエンジンに点火し、地球を
目指す最後の加速を始めた。
9月まで、断続的に加速を続けて、11~12
月に収集資料の入ったカプセルを豪州の
砂漠に落下させたのち、軌道を変えて、
再び宇宙の旅に出る予定だとされる。
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