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2020年5月30日土曜日

焼岳南部 飛騨で群発地震 木曽山脈断層帯

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



5月19日13時13分、岐阜県高山市の東北東、

焼岳の北、8Km付近の深さ10Kmを震源と

するM5・3の地震が発生した。

この日の午前2時過ぎにM4・8の地震が同じ

場所を震源として発生以降、M1以上の

地震が群発しており、16回目の地震だった。

4月初めから焼岳周辺を震源とする群発

地震が頻発しており、4月27日には焼岳の

東方10Km付近を震源とするM4・6の地震を

記録しているが、いずれも深さは約10Km。

岐阜県と長野県の県境付近を走る断層帯で

木曽山脈西縁に沿って長野県木曽郡日義村

(現・木曽町)から、上松町、大桑村、南木曽

町を経て、岐阜県中津川市東部に至る長さ

46Kmの断層帯の木曽山脈西縁断層帯がある。

この断層帯は、政府の地震調査委員会が

最も危険度が高いSランクに区分している。

 木曽山脈西縁断層帯主部は、北部と南部の

2つの区間に分かれて活動すると推定される。

断層帯主部全体が1つの区間として同時に

活動する可能性もある。

北部と南部に分かれて活動する場合、北部は

M7・5程度、南部ではM6・3程度の規模となる。

木曽山脈西縁断層帯主部全体が、同時に

活動する場合には、M7・6程度が想定される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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