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2022年6月14日火曜日

2021年出生率 1・30 6年連続減少

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
大 内 山  平野神社



厚生労働省が発表した2021年度における、

1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の

指標となる[合計特殊出生率]は1.30だった。

2020年度より0.03ポイント下り、6年連続の

減少となった。

都道府県別で最も高かったのは、▽沖縄県で

1・80,次いで宮崎県の1・64。

最も低かったのは、東京都の1・08。

21年1年間に生まれた子供の人数、[出生数]は

81万1604人で、2万9000人余り減少し、明治

32年に統計を取り始めて以降、最少となった。

一方、死亡した人は、戦後最も多い143万

9809人で、6万7054人増え、コロナウィルス

感染による影響が大きい。

この結果、死亡した人の数が生まれた子供の

人数を上回る「自然減」は62万8205人で、

減少幅、人口の減少は過去最大となった。

結婚の件数は、戦後最も少ない50万1116組で、

2万4000組余りの減少、離婚は、18万4386組で

9000組近く減少した。

第1子の出産時の母親の平均年齢は30・9歳で、

記録が残る昭和25年以降で最も高くなった。

厚生労働省は、出生率が低下した理由について

[10代後半から40代の女性の人口が減少して

いることに加え、晩婚化で、出産する年齢が

高くなっていることも影響しているとみられる。

また、新型コロナウイルスによる先行きへの

不安から、妊娠を控えた女性もいたのでは

ないか」としている。

合計特殊出生率(期間合計特殊出生率)とは、

その年における15歳~49歳の女性の年齢別の

出生率を合計した数字。

1人の女性が、仮にその年の年齢別の出生率で

一生の間に子どもを産むと仮定した時の

子供の数に相当。

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