厚生労働省が発表した2021年度における、
1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の
指標となる[合計特殊出生率]は1.30だった。
2020年度より0.03ポイント下り、6年連続の
減少となった。
都道府県別で最も高かったのは、▽沖縄県で
1・80,次いで宮崎県の1・64。
最も低かったのは、東京都の1・08。
21年1年間に生まれた子供の人数、[出生数]は
81万1604人で、2万9000人余り減少し、明治
32年に統計を取り始めて以降、最少となった。
一方、死亡した人は、戦後最も多い143万
9809人で、6万7054人増え、コロナウィルス
感染による影響が大きい。
この結果、死亡した人の数が生まれた子供の
人数を上回る「自然減」は62万8205人で、
減少幅、人口の減少は過去最大となった。
結婚の件数は、戦後最も少ない50万1116組で、
2万4000組余りの減少、離婚は、18万4386組で
9000組近く減少した。
第1子の出産時の母親の平均年齢は30・9歳で、
記録が残る昭和25年以降で最も高くなった。
厚生労働省は、出生率が低下した理由について
[10代後半から40代の女性の人口が減少して
いることに加え、晩婚化で、出産する年齢が
高くなっていることも影響しているとみられる。
また、新型コロナウイルスによる先行きへの
不安から、妊娠を控えた女性もいたのでは
ないか」としている。
※合計特殊出生率(期間合計特殊出生率)とは、
その年における15歳~49歳の女性の年齢別の
出生率を合計した数字。
1人の女性が、仮にその年の年齢別の出生率で
一生の間に子どもを産むと仮定した時の
子供の数に相当。
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