世界で最も大気汚染が深刻な国インド。
2021年11月には、過去最悪の大気汚染に
見舞われ、デリー首都圏政府は大気汚染対策に
関する緊急会合を開き、子どもたちが外出して
汚染された空気を吸わなくて済むようにと、
登校を禁止し、オンラインで授業を実施に。
デリー首都圏政府の業務も1週間は在宅勤務で
行い、民間企業もできる限り在宅勤務奨励に。
11月5日までには、デリーの大半の場所で
AQIが最高値の500を超えていた。
米大学の調査では、インドに住む13億余人は
1人残らず、WHOが定めた指針を超える水準の
年平均汚染レベルを経験していることも判明。
また、深刻な大気汚染はインド人数億人の余命を
9年間も縮めている可能性があるという。
経済の発展と共に、石化燃料に多くを依存する
インドでは、工場や火力発電所からの排ガスで
大気汚染度は深刻化するばかり。
国民は、大気汚染に慣れきった都市住民は、
マスクもせず街に出て、気にする様子もない。
インド中央政府は、2019年に国を挙げた大気
改善策を発表した。
24年までに粒子物による汚染を最大30%削減
目標を掲げて、都市ごとの具体的な計画を策定。
デリーでは道路の交通量や悪名高い野焼き、
道路のほこりの発生削減、よりクリーンな
燃料の使用を促したりする措置が導入された。
デリーでは毎年、大気汚染の影響で数万人が
命を落としているが、このサイレントキラーを
気にすることもなく、危険だとする意識にも
欠けている人が多いという。
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