6月1日、世界の大手金融機関でつくるクレ
ジットデリバティブ決定委員会は、ロシア
国債が[支払い不履行]に陥ったとの判断をし、
デフォルト扱いとした。
ロシアは、支払うドルは保有しているが、
4月4日に期限を迎えたドル建て国債の決済を
せず、30日間の猶予期間終了間際に支払ったが、
この間の利息の支払いをしなかったので、
契約不履行としてデフォルト扱いとした。
ロシアは、既に国際金融市場から締め出され、
外国からの新たな資金調達は不可能になった。
5月30日に、EU首脳会議でロシアによる
EUへの原油輸出の禁止で合意したと発表した。
パイプラインで輸入される石油についても、
年内には90%が輸入停止されるとしている。
ロシアでは、既に、原油生産量がウクライナ
侵攻前より3割程度減少しており、サウジ
アラビアが、この減少分を補完する意味で
増産に応じたことで、ロシアは苦しくなった。
国内では経済制裁の影響がジワリと出てきて
おり、求人広告が半分になり、輸入消費財を
扱う商店のシャッターの多くが閉ざされている。
労働者の多くは国営関連企業で雇用され、一般
企業に対しても解雇をしないように圧力を
掛けていることもあり失業率は現状では4%。
一時帰休労働者も3月初旬の3倍にも増え、
非正規雇用に契約を替えられた人も多く存在。
消費活動も急速に落ち込んできており、国の
4月の付加価値税(VAT)税収が前年同月比で半減。
ウクライナ戦線では、既に侵攻以来100日が
経ち、北部の戦力も投入して、占領を急ぐ
東部戦線では、目に見えた戦果は得られない。
6月中旬以降には、新たな米欧製の新鋭兵器も
投入されてウクライナ側の反撃が始まると
されており、前線では焦りと疲れが色濃い。
ロシアが投入した最新兵器の喪失や精密誘導
ミサイルなどの在庫品の欠品で、旧式兵器や
打ちっぱなしのロケット弾の使用が多くなって
来ているとの観測も伝えられる状況に。
更に、側近中の側近とされるエリツイン初代
大統領の義理の息子の離反、議場では、これ
以上の犠牲を出さないためにと、停戦を叫ぶ
議員が出るなど混乱が表面化し出している。
本人の健康状態につても、血液ガンだとの
情報が出るなど健康不安も噂される事態に。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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