中国科学技術部の機関紙[科技日報]が、2022年
6月14日に、中国の電波望遠鏡『天眼』が地球外の
技術的痕跡や地球外文明とおぼしき電波信号を
検出したと報じた。
[天眼]は、中国南西部貴州省に設置されている
世界最大の電波望遠鏡[500メートル球面電波
望遠鏡(FAST)]。
2020年9月から、地球外生命の探査を開始。
研究チームは2020年にも、天眼の2019年の
観測データを処理していた際に、地球外文明が
発信したとみられる2組の信号を検知しており、
さらに2022年に入って、今回の検出となった。
これらの電波信号は、通常、飛行機や人工衛星で
のみ使用される狭帯域電波であるため、宇宙人の
技術で作られた可能性が否定できないとする。
他方、何らかの電波干渉の可能性も非常に高い。
深宇宙からの疑わしい電波が検出されるのは、
今回が初めてではなく、1977年8月に米オハイオ
州立大学の電波望遠鏡[ビッグイヤー]が[ワウ
シグナル]と呼ばれる非常に強い電波信号を検出。
[地球外文明によるものではないか]と指摘され
たが、その後、これが検出されることはなく、
その起源については謎のまま。
また、豪州のパークス天文台とスイスのブライ
エン電波天文台で観測された[ペリュトン]と
呼ばれる強い電波信号は、2015年になって
研究者たちが利用した電子レンジが起源だった。
だが、残念ながら起源解明の期待も虚しく、
科技日報の記事は、15日までにウェブサイトから
削除され、削除された理由は不明。
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