北朝鮮が、コロナウィルスのオミクロン株に
よる感染者が、国内で確認されたと発表した
のが5月12日、金正恩は会議で、現在の状況は
[建国以来の大動乱]と呼んだ。
特に、感染者の多い平壌市内を中心にロック
ダウンを行い、全市民は強制的に集中的な
健康診断を受け、毎日2回、体温をチェックし、
異常な症状があれば報告することを義務付けた。
15日には、一日の新規発熱者が39万2900人
余りにも確認される非常事態となり、金正恩は
医薬品が円滑に供給されていないとして、
保健部門を厳しく叱責し、戦時用の備蓄医薬品も
拠出して、医薬品の供給の安定化を図るため、
特別命令を出し、軍の医療部門を投入して、
全薬局に薬剤の流用を見張るために、24時間
監視のための兵を配備した。
29日に朝鮮中央通信は、新規の発熱患者が
28日夕までの1日で新たに8万9000人超が
確認されたと伝えた。
そして、感染状況が一時より改善されている
として今後の方針が討議されたと報じている。
4月末から、この日までの発熱患者の累計は
344万人超となった。
専門家は、医療体制の脆弱性により、北朝鮮
国内で今後1~2年の間に、1000万人前後の
成人が新型コロナに感染すると予測できる
とし、死者数は4万4000~22万人と予測。
発熱感染者数は、現在の国民の8人に1人の
割合の状態から、4割に達する水準となる。
感染拡大防止の手段として、ワクチン接種を
行わない限り、中国以上の厳しい封鎖政策を
取らざるを得ないが、封鎖、隔離による分断で
生産活動は停止し、食料品を始め生活必需品の
在庫もない状態では、国民は餓死を待つしかない。
軍の配備で、国民との衝突も避けられず、過去に
経験したことのない混乱を呼ぶことになる。
金一族の支配にも、ヒビが入ることも避け
られず、動乱の事態に発展も予測されている。
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