ページ

2022年6月30日木曜日

アフガン東部地震 M5・9 死者1000人超

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
五 色 椿  五劫院



6月22日午前6時前(日本時間)、アフガニスタン

東部のパキスタンと国境を接するホスト州の

ホスト市西南46Km付近のふかさn約10Kmを

震源とするM5・9の地震が発生した。

災害対策当局によると、死者の大半はホスト州の

南のパクティカ州の4つの地区に集中しており、

死者数は1000人を超え、負傷者は1500人に上る。

被災した地域は、地震に弱い日干しレンガを

積み上げた家屋が多く、複数家族が同居している

ケースが多いため、多くの人が倒壊した家屋の

下に閉じ込められているとされる。

国連の5月の報告書では、アフガニスタンでは

2021年8月に、政権を奪取したタリバンによる

政治が行われているが、米軍撤退後は民主化が

進まず、厳格なイスラム教義に基づく圧政で、

経済環境も悪化し、国民の半数近くに当たる

2000万人が飢餓に見舞われている。

外貨準備凍結や国際的な資金提供の中止などに

より、国際的な支援も行き届いていない。

世界保健機関(WHO)はツイッターで、医療品

供給や救急医療、必要な物品の評価などを行う

緊急対応チームが現地に滞在しているとするが、

当局者は物流が限界状態にあるとも指摘した。

今回の地震活動について専門家は、中央アジア

では[インドプレート]が、年間約4cmの速度で

北上して[ユーラシアプレート]に衝突している。

これにより隆起したのが“世界の屋根”のヒマラヤ

山脈で、この西側に位置するアフガニスタンや

パキスタンには南北に延びる[チャマン断層]がある。

この断層の周辺には、小規模な活断層が数多く

分布しており、1505年や1892年、更に1935年に

M7クラスの地震が発生している。

周辺で発生した禁煙の地震の記録では、

*2005年10月、パキスタンの北東部のカシミール

地方で発生したM7・6の地震では、パキスタンと

インド、アフガニスタンで約7万5000人が死亡。

*2015年10月、アフガニスタン北東部を震源と

するM7・5の地震では、アフガニスタンとパキ

スタンで合わせて300人以上が死亡。

耐震性が弱い[アドベ]ト呼ばれる日干し煉瓦に

よる住宅建設から脱却しない限り、今後も大きな

地震被害が繰り返されると指摘されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









0 件のコメント: