インド北部から北西部、パキスタンにかけての
一帯には10億人を超える人が住むが、この
地域を4月末に記録的な熱波が襲った。
この時期の平年最高気温を5~8度上回る
38度を超える猛暑に。
4月26日、インドのバルメルで最高気温45.1度、
同日、パキスタンの測候所では、北半球の
観測史上最高と並ぶ47度を観測。
インド気象庁によると、インド全体の3月の
平均最高気温は、33・10度となり、過去122年の
観測で最も高い気温となった。
米国の専門家によると、太平洋で発生している
ラニーニャ現象に関連した気圧配置が予想よりも
長く続き、北極圏からの暖流が加わって熱波に。
ラニーニャによるこの春から夏にかけての
インドに与えている影響は予想外だったと指摘。
インドの4月から5月にかけてのモンスーン前の
季節は例年、1年で最も気温が高くなる。
インドでは通常、6月初旬に南部から日本に
梅雨をもたらすモンスーンの季節に、入る。
モンスーンの季節が到来すれば雨が降って
気温も下がる。
しかし、最悪の熱波に見舞われているインド
北部に雨季が到達するのは約1ヶ月遅れに。
米国の気象専門家は、気候変動の影響で、
インドの熱波は今後ますます過酷になると予想。
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